大文字送り火は伝統的宗教行事です。
8月16日、京都での行事に”五山の送り火”があります。
その代表的な送り火が大文字送り火です。
灯される京都の東側にある東山如意ヶ嶽は標高が474mあり、
規模も最大のため遠い場所からでも見ることができます。
「大」という文字の意味は、弘法大師が大の字型に護摩壇を組んでいたことに由来するなど、
いろいろな説があります。
京都では8月に入ると個々の家で精霊迎えの行事が行われますが
16日に行われる五山の送り火は,
この精霊を再び冥土に送り帰すという意味をもっています。
いわば純然たる宗教行事です。観光行事ではありません。
我が家では、自宅の屋上から眺めさせてもらっています。

燃え終わった頃には、また違った大文字が見られます。

ライトの明かりの大文字が現れます。
送り火の消炭は疫病除け・魔除けになると伝えられており、参加者はそれを持ち帰って
自宅に飾ります。
朝は、大文字山の麓にある哲学の道が、私の散歩道です。


道沿いでは、はぎが緑の葉を茂らせて、秋を待っています。

柵の上になにかが置かれていたので、近寄ってみると

おもちゃの自動車です。子供が落としたか、忘れたのでしょう。

時々、柵にキーだとか、手袋だとかいろんな物が乗せられます。
みんな落とし物だと思いますが・・・・・・
可憐な花にも出会います。

ランタナ七変化です。
沿道の花を眺めるのも散歩の楽しみの一つです。
お盆が終わり、帰省ラッシュも解消して、普段の日常が帰ってきましたね。
心持ちか蝉の鳴き声も穏やかになってきました。
もうすぐ秋です。
早く酷暑がおさまってほしいですね。
遅くなりましたが、残暑お見舞い申しあげます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事へのコメント
緑は日陰も作ってくれます。
ありがたいですね。
蝉も喜んでいます(笑)
終わってしまうと、なにか寂しい気もします。
夏の終わりは、さみしい気分になります。
ヒグラシが鳴き出すと一層そんな気がします。
いつかは見てみたいです。
1年間、長岡京の寮にいた時
見にいけば良かったと、今更ながらに後悔してます。
夏の風物詩を是非機械を作っておいでください。
思った日が吉日で、プランを立てて来年は是非!
その頃は京都に市電が走っていて、乗って大文字などを見に行きました。
そうですね。だけど残暑が厳しくて大変です。
静かで爽やかな秋が早く来てほしいですね。
市電で大文字を見に行った経験は、私もあります。
あの頃が懐かしいです。
いまその市電が広島市で走ってますよね。
どちらも直に観たことは、ありません。
一度でいいから、・・・
TVでよく見ますが、一度は拝見してみたいですね。
ランタナ、私も散歩道でみます、可愛い花ですね。
箱根にもあるんですか。知りませんでした。
夏の京都は暑いですが「祇園祭」と「五山の送り火」は
夏の二大宗教行事です。
是非一度は、参加していただき人生の思い出にしてください。